アメリカ人ユーチューバーが韓国でライブ配信中、突然通行人から殴られる事件が発生した。
そのユーチューバー、ジョニー・ソマリは日本で逮捕歴があり、韓国でも「平和の少女像」、いわゆる“慰安婦像”にキスするなどの迷惑行為で物議をかもしていた。
問題のシーンは10月24日夜、ジョニー・ソマリが仲間と一緒に韓国ソウルの通りでライブ配信をしていた際に捉えられた。
動画にはジョニー・ソマリが仲間と一緒にスマートフォンで配信している様子が映っていたが、突然一人の男性が近づき、彼の顔に拳を叩きつけた。
仲間は突然の出来事に「なぜそんなことをするんだ」と驚いて叫んだ。その後、この男性はジョニー・ソマリのスマートフォンを奪い取り、遠くへ投げ捨ててその場を去った。ジョニー・ソマリと仲間は「なぜ逃げるんだ」と叫びながら、しばらくその男性を追いかけたが、男性はそのまま立ち去った。
ジョニー・ソマリに拳を振るった男性の身元や暴行の動機については明らかにされていない。この映像はオンラインコミュニティで広まり、反響を呼んだ。
ジョニー・ソマリは2023年に来日し、9月に建造物侵入の疑いで逮捕され、10月に牛丼チェーン「すき家」で大音量の音楽を流したとして威力業務妨害の疑いで再逮捕されたこともある人物だ。
彼は韓国でも「平和の少女像」にキスをしたり、上半身を脱いで卑猥なダンスを踊る姿を動画に収めたりするなど、物議をかもしていた。
また、10月17日には韓国のコンビニで大音量の音楽を流したり、ラーメンのスープをテーブルにこぼしたりし、地下鉄の車内でわいせつな動画を再生する様子を動画に投稿していた。
韓国のオンライン上では「韓国の英雄だ」「勇者が現れた」「もっとやってほしい」「韓国を見下すユーチューバーにいい教訓を与えた」といった反応が見られた。
一方で「どんな理由であれ暴力はやりすぎだ」という意見も少なくなかった。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
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