韓国警察が金海(キメ)国際空港で発生した格安航空会社(LCC)エアプサンの旅客機火災と関連し、韓国空港公社の家宅捜索に乗り出した。
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2月7日、釜山(プサン)警察庁刑事機動隊の捜査専従チームは、釜山江西(カンソ)区の韓国空港公社に対する家宅捜索令状を執行すると発表した。
警察は今回の家宅捜索で、搭乗客の手荷物に関連する監視カメラ(CCTV)などを確保し、エアプサン側から入手した搭乗者名簿をもとに、乗客情報を抽出する過程を進める方針だ。
警察関係者は「公社が情報を整理し次第、関連資料を提出してもらう予定だ」と述べた。
これに先立ち、警察は2月6日にエアプサン本社を家宅捜索しており、その際、航空機の運航関連資料や搭乗者名簿などを確保したと伝えられている。
警察関係者は、「確保した資料をもとに、必要な基礎調査を進める予定だ」と述べた。
1月28日22時15分ごろ、金海国際空港の国際線55番駐機場で、香港へ向かう予定だったエアプサンBX391便の機内後方で火災が発生した。
この火災により航空機は全焼したが、人的被害はなかった。当時、乗務員6人を含む搭乗者176人は、非常用スライドを使用して脱出し、全員の生存が確認された。ただし、この過程で7人が軽傷を負った。
2月3日には、航空・鉄道事故調査委員会、フランス航空事故調査当局(BEA)、国立科学捜査研究院、警察科学捜査隊、消防当局で構成された合同調査チームが、合同の現場鑑識を実施した。
(記事提供=時事ジャーナル)
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