今年の「三・一節」は反日感情よりも…大統領弾劾賛否集会に備え、韓国ソウル市が安全対策・交通規制を実施

2025年03月01日 社会 #時事ジャーナル
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日本からの独立運動を記念した「三・一節」である3月1日、韓国のソウル市は尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領弾劾賛否をめぐる集会に備え、市民の安全確保および交通管理対策を実施する。

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ソウル市は2月28日、3月1日のソウル都心各地で開催される大規模な弾劾賛否集会に伴い、同時多発的に大勢の人々が集中することが予想されるため、公共交通の安全管理や緊急事態対策を講じると明らかにした。

ソウル警察庁によると、3月1日当日、世宗大路(セジョンデロ)、鐘路(チョンノ)、汝矣島大路(ヨイドデロ)などで、数万人が参加する大規模な集会やデモ行進が予定されており、一部道路の交通規制に伴う混雑が予想されている。

また、全国各地からバスを貸し切っての上京集会も予定されており、都心各地でのデモ行進や街頭示威が行われる見込みだ。

オ・セフンソウル市長は2月28日、フェイスブックを通じて、「3月1日にはソウル駅、光化門(クァンファムン)、汝矣島などの都心各地で大規模な集会が予定されている。ソウル市は、市民の安全を守るための統制センターとして、『市民安全対策本部』を緊急稼働する」と明らかにした。

まず、光化門や汝矣島などの主要な集会場所を中心に、群衆安全管理対策を稼働させる。集会現場の状況をリアルタイムでモニタリングし、危険が発生した場合、市と区の安全管理要員を迅速に配置して対応する方針だ。

また、市の災害安全状況室の状況管理体制も強化される。状況室とつながった交通監視カメラを活用して、主要集会場所の密集度をモニタリングし、関係機関に即時に情報を共有するなど、協力体制をとる予定だ。

特に、比較的混雑が予想される汝矣島には、災害安全現場状況室(災害バス)を配置して、緊急事態への備えと対応体制を強化する。

尹錫悦大統領
(写真=共同取材団)尹錫悦大統領

ほかにも、主要集会現場では、地下鉄利用者の利便性向上および安全事故防止のため、臨時トイレが設置される予定だ。3月1日当日、光化門、汝矣島、安国(アングク)には、移動式トイレが1基ずつ設置される。

ソウル交通公社は、3月1日の集会に伴う利用者の増加を予想して、臨時列車を編成し、電車を追加投入する。5号線の上下線をそれぞれ2回増発し、9号線には非常待機列車を編成する。

また、地下鉄1・2号線の市庁駅、3号線の安国駅、景福宮(キョンボックン)駅、5号線の光化門駅、汝矣島駅、汝矣ナル駅、新吉(シンギル)駅の8駅には、127人の安全管理要員が配置される。これは通常より99人増員された規模だ。

市内バスは、警察の交通規制状況に応じて、臨時の迂回運行を実施する。光化門交差点、世宗大路交差点、安国駅、崇礼門(スンレムン)、汝矣島大路などの通過路線では、無停車通過または臨時迂回が行われる。

これに関連し、バス情報案内端末(BIT)、道路電光掲示板(VMS)、交通情報サイト(TOPIS)などで、リアルタイムの交通情報を提供される。

警察関係者は、「できるだけ地下鉄などの公共交通機関を利用し、やむを得ず車を利用する場合には、事前に交通情報を確認してほしい」と呼びかけた。

オ・セフン市長は「民主主義国家における集会の自由は神聖な権利だ。しかし、自由には常に責任が伴う」とし、「相手陣営に対する過剰な感情や過激な行為は、社会の分裂をさらに深めるだけだ。様々な声を包み込むことが真の三・一節の精神である」と強調した。

なお、交通情報の確認は、ソウル警察庁交通情報案内電話や交通情報センターのホームページで確認可能だ。

(記事提供=時事ジャーナル)

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