今度は“K粉ミルク”が人気…東南アジア向けの韓国粉ミルク輸出、10年で3倍に「将来の成長エンジンに」

2025年02月23日 経済 #時事ジャーナル
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東南アジア向けの韓国の粉ミルク輸出が10年で3倍に増加した。

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韓国農水産食品流通公社の農食品輸出情報によると、2024年の東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国向けの粉ミルク輸出額が3070万ドル(約46億1800万円)で過去最高を記録した。

これは10年前の2014年(1050万ドル=15億7900万円)と比較して約3倍の増加となる。

2024年の輸出量は2465トンで、こちらも2014年比で2.6倍に増加した。

ASEAN諸国のなかで最大の輸出先はカンボジアであり、2024年の輸出額は1560万ドル(約23億4700万円)に達した。これは10年間で14倍に増加した数値だ。

カンボジアの2023年の出生率は2.26人で、韓国(0.72人)の約3倍に相当し、市場の成長可能性が高いと評価されている。

粉ミルク
(写真=時事ジャーナル)粉ミルク

また、ベトナム向けの粉ミルク輸出額も1500万ドル(約22億5600万円)に上り、過去10年間で1.6倍に増加した。

韓国乳業界の関係者は「国内では少子化が続き、粉ミルクなどの乳幼児関連産業の売上が減少している。一方、韓国より出生率が高い東南アジア市場は、粉ミルク業界にとって将来の成長エンジンになり得る」と説明した。

(記事提供=時事ジャーナル)

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