韓国ギャラップが2021年10月第1週(10月5~7日)に、韓国全国の満18歳以上の1000人に、「これから韓国をリードしていく政治指導者、すなわち次の大統領候補として誰が良いと思うか」を尋ねた結果(自由回答)、イ・ジェミョン(李在明)京畿道知事25%、ユン・ソギョル(尹錫烈)元検察総長20%、ホン・ジュンピョ(洪準杓)議員12%、イ・ナギョン(李洛淵)共に民主党・前代表8%、ユ・スンミン(柳承敏)元議員2%、チェ・ジェヒョン(崔宰亨)元監査院長5%の順だった。
残りの5%はその他の人物(1.0%未満12人を含む)、26%は特定人の名前を答えなかった。1カ月前と比較すると、ホン・ジュンピョの選好度が6%ポイント上昇、イ・ジェミョン、ユン・ソギョルもそれぞれ1%ポイントずつ上昇した。
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イ・ジェミョンは今年3月以降、平均24%の好成績を記録している。昨年7月まではイ・ナギョンが支持率20%台半ばでトップだったが、8月にイ・ジェミョンが急上昇し、与党議員の首位争いの構図が形成された。
しかし今年初めにイ・ジェミョンは追加上昇、イ・ナギョンは急落して両者の格差が大きくなり、3月にはユン・ソギョルの急浮上で新しい先頭グループができた。
イ・ジェミョンの好感度は、共に民主党支持層の56%、世代別では40代が43%となる。さらに共に民主党支持層ではイ・ナギョンがイ・ジェミョンを10%ポイント以上リードしていたが、今年1月の調査で逆転した。
ユン・ソギョルは公職にあるときから次期・政治指導者候補に挙げられてきた。特に、昨年10月下旬、第21代国会初の国政監査でチュ・ミエ(秋美愛)法務部長官とともに注目され、11月に初めて好感度10%を超え、検察総長辞任直後の今年3月から7月までに20%台で急上昇し、イ・ジェミョンとの差は3%以内に迫った。
だが、野党である「国民の力」入党直後の8月初めの調査で19%に下落。今回の調査では国民の力支持層の49%、世代的には60代以上の40%がユン・ソギョルの名前を上げた。
ホン・ジュンピョは低年齢であればあるほど(20代21%、50代以上8%)、イ・ナギョンは30代(16%)から相対的に高い評価を得た。イ・ジェミョン、ホン・ジュンビョ、ユ・スンミンは、いずれも女性より男性からの選好度が高く、イ・ナキョンは女性からの選好度が高かった。
次期指導者として好む人物を答えない人は、男性(20%)より女性(33%)のほうが多かった。 政治に高い関心を示す層の間では、ユン・ソギョル29%、イ・ジェミョン25%、ホン・ジュンピョ13%、イ・ナギョン9%、意見留保10%だった。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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