「韓牛の日」とは、韓牛を愛してくれる自国民への感謝の気持ちと、韓牛農家に自尊心を植えるための記念日で、2008年11月1日に制定された比較的新しいイベントだ。
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韓牛の日を迎え、最大58%割引された価格で10月29日から11月2日までオンラインで韓牛肉を購入することができる。また、10月28日から11月11日までの15日間、オンラインとオフラインの大型マートでも大々割引イベントを行った。
このフェアに過剰に反応したのが、主婦層であり、ある大型マートには精肉コーナーを囲って、100人を超える人が列をなした。
先に並ぶ人が、良い部位を選ぶために待ち時間が長くなっていき、最後尾の人は1~2時間近く並ぶことになった。
一方、韓国ネットはこうした盛況ぶりを冷ややかな目で見ているようだ。
「まるで乞食だな(笑)」
「半額でも高いよ」
「コロナ禍で密を避けなければならないというのに」
「そもそも生活に余裕のある人たちですね。本当の庶民はこれすら買えません」
「正直、韓国牛より外国産牛のがはるかに美味しい」
「大統領公約に、月に一度韓牛半額デーを掲げたら当選するのでは(笑)」
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、韓国では自宅でご飯を食べる需要が増え、韓牛の価格が大きくあがった。韓国農水産食品流通公社によると、28日の小売基準の韓牛背中100gの価格は1万3577ウォンで、1年前(1万2128ウォン)より12%、2年前(1万888ウォン)と比べると24%高い。
業界では韓国の韓牛生産量のうち、外食事業が占める割合が20%に過ぎず、家畜文化の拡散による需要増加が韓牛価格の上昇を導いたと分析している。
文=サーチコリア編集部
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