1月26日、韓国最高裁判所の統計によると、昨年にソウル家庭裁判所をはじめとする全国の裁判所で受け付けられた触法少年関連の件数は1万6836件で、2021年1万2502件から4334件(34.7%)増加したことが明らかになった。
これは直近10年の統計で最も多い記録であり、年々増え続けている。
こうした状況から、法務部では昨年末より「触法少年」の年齢基準を14歳から13歳に下げる内容を骨子にした刑法、少年法改正案を国会に提出していて、韓国でも大きな注目を集めている。
「触法少年」に対する扱いでは、韓国国内でも「人口減少で未成年は減っているはずなのに」「初犯は適用で再犯からは大人と同じでいいのでは」「加害者を手厚く保護する法律ではなく、善良な被害者を護る法でなくてはならない」など、様々な意見が飛び交っている。
少年犯罪に対する扱いは難しいが、しっかりとした指針を示すことは大事だ。青少年たちの未来のためにも、徹底的に議論してほしいものだ。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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