ソウル市教育庁によると、ソウル地域の幼稚園に通う園児数が直近5年間(2017年~2022年)で8万8987人から6万6524人と、2万人以上減ったことが明らかになった。
また、こうした園児の減少が幼稚園などのクラス数減少に繋がり、来年からソウル市内の公立幼稚園では教員を新規採用しないことがわかった。
なお、同5年間における幼稚園・小学校・特殊学校の教師選抜人員は、2020年度は617人だったのが、2021年度は464人、2022年度は304人、2023年度は166人、2024年度は158人と着実に減少している。教師になろうにも担当する子どもたちがいないのだ。
こうした状況に、韓国国内では「数年前から危険信号が見られたのに、適切な対策を怠った結果がこれ」「人口減少が続くなら経済にも未来はない」「老人都市ソウル」など、人口減少を不安視する声が多く挙がっていた。
少子化という先送りできない問題。どうにか対策を立てて欲しいものだが…。
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