韓国の国防部は10月16日、北朝鮮がウクライナと戦争中のロシアを支援するために派兵したという報道と関連し、「兵力や民間人が支援される可能性があり、これについて綿密に追跡中だ」と明らかにした。
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外交部の当局者も「政府は関連報道内容を含め、ロシアと北朝鮮の軍事協力の動向を慎重に注視している」と述べ、「協力が武器取引にとどまらず、武器生産や軍人派遣に拡大しているという報道に対して深刻な懸念を持っている」と説明した。
さらに、この当局者は「北朝鮮の軍事力増強に直接的・間接的に寄与するいかなる協力も、国連安全保障理事会の決議違反であり、国際社会の監視と制裁の対象である」と強調し、「ロシアと北朝鮮間の違法な軍事協力の中断を改めて強く求める」と述べた。
先立ってウクライナの各メディアは、自国に侵攻したロシア軍が北朝鮮兵力で3000人規模の大隊を編成し、運用していると報じた。
また、ウクライナのあるメディアは、10月3日にドネツク戦線で自国軍のミサイル攻撃によって死亡したロシア側の約20人のうち、北朝鮮軍も6人含まれていたと伝えた。
(記事提供=時事ジャーナル)
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