韓国のチョ・テヨル外交部長官とアメリカのアントニー・ブリンケン国務長官が、2024年のAPEC(アジア太平洋経済協力)外交通商合同閣僚会議への出席を機に会談を行う。
【注目】ロシアに派遣された北朝鮮兵、“最恐”のワケ韓国外交部によると、チョ長官は11月15日明け方(現地時間11月14日)、会議が開催されるペルーでブリンケン長官と米韓外相会談を行う予定だ。
今回の会談では、最近のロシアとウクライナ間の戦争に派兵された北朝鮮軍の戦闘参加に対する対応策について、両国の長官が協議する見通しだ。これに先立ち、ブリンケン長官は前日に北大西洋条約機構(NATO)本部で記者団に対し、北朝鮮軍の参戦に断固対応するとの立場を表明していた。
また、バイデン政権下での韓米協力を評価し、アメリカの政権移行期における同盟強化策についても議論される見込みだ。
両国の長官による会談は、10月末にアメリカ・ワシントンの国務省で開催された「第6回米韓外交・国防(2+2)閣僚会議」以来、約2週間ぶりとなる。
さらにチョ長官は同日、日本の岩屋毅外務大臣とも会談を行う。
日韓両国は朝鮮半島情勢や、来年の日韓国交正常化60周年記念事業、そして日本の佐渡鉱山での追悼式などについて協議する予定だ。
(記事提供=時事ジャーナル)
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