世界一の“日本旅行好き”である韓国人観光客が、今冬は沖縄に多く訪れるかもしれない。
韓国の旅行会社「ノランプンソン」は12月6日、新たに日本の沖縄を訪れる旅行商品を発売したと発表した。
沖縄は12月でも最高気温の平均が21.2度と、比較的温かいことで知られている。降水量も少なく旅行に適しているうえ、韓国からの飛行距離も短く、冬の旅行先として最適というわけだ。
ノランプンソンが今回発売した商品は、利用する航空会社によって全3種類に構成されている。
まず「アシアナ航空 3泊4日」プランでは、日本の高級リゾートに宿泊し、温泉や大浴場を楽しめるほか、オプションで熱帯魚を鑑賞できる「グラスボート」乗船などが含まれており、家族連れの旅行者に適している。
次に「チェジュ航空 3泊4日」プランは、2泊を高級リゾートで、残りの1泊を世界的なチェーンホテルで宿泊するなど、宿泊と食事がアップグレードされている。そして「イースター航空 2泊3日」プランは、2人以上で出発可能で、スケジュール変更に伴う負担が比較的少ない点が特徴だ。
これら3つの商品には、沖縄を代表する観光地「那覇」をはじめ、海洋生態系を体験できる「美ら海水族館」、ユニークなカフェやショップが集まる「ウミカジテラス」、開放感あふれる崖の絶景が楽しめる「万座毛」など、主要なランドマークをめぐる日程がすべて含まれているという。
ノランプンソンの関係者は「沖縄は冬の暖かいリゾート地を求める旅行者にとって最適な選択肢」とし、「家族、友人、恋人など、様々なニーズを満たす商品を準備した」と自信を示した。
世界で最も多くの人が日本を訪れているのは、韓国だ。
日本政府観光局が11月20日に発表した訪日外客統計によれば、今年1~10月の訪日外国人観光客は全体で3019万2600人。そのうち720万800人が韓国人観光客だった。
2位の中国(583万500人)より100万人以上も多く、韓国人が世界一の日本旅行好きであることがわかる。
旅行プラットフォーム「ヨギオッテ」によれば、彼らが訪れる日本の都市の数も前年に比べて1.6倍に増えており、日本各地を楽しんでいる様子がうかがえる。
今冬、沖縄に多くの韓国人観光客が訪れるのか、注目したい。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
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