裁判所が尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の拘束取消請求を認めたことについて、大統領室が「裁判所の決定を歓迎する」との公式立場を明らかにした。
3月7日、大統領室は「捜査権を持たない公捜処(高位公職者犯罪捜査処)の見せかけの違法捜査が、遅ればせながら是正された」とし、このように発表した。
さらに「国民とともに、大統領の早期職務復帰を期待する」と付け加えた。
ソウル中央地裁・刑事合議25部(チ・グィヨン部長判事)は同日、拘束状態が不当であると主張し提出した尹大統領の拘束取消請求を認めた。裁判所は、尹大統領の拘束期間が満了した状態で起訴されたとみなすべきだと判断した。
裁判所は「拘束期間は日単位ではなく、実際の時間単位で計算するのが妥当だ」と述べた。
この裁判所の判断により、「内乱の首謀者」容疑で拘束・起訴された尹錫悦大統領は、収監51日ぶりに釈放された状態で裁判を受けることになった。拘束起訴されてから40日目のことだ。
(記事提供=時事ジャーナル)
■「弾劾は棄却される。尹大統領は復帰後、改憲して途中退任する」と大統領室高官
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