綾波レイよりアスカちゃん!? 韓国における『新世紀エヴァンゲリオン』とは?

2021年09月30日 話題 #サブカル
このエントリーをはてなブックマークに追加

少々古い話になるが、今から8年とちょっと前の2012年、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』公開を記念して「ヱヴァンゲリヲン地球一周スタンプラリー」というイベントが行われたことがある。

フランス、アメリカ、日本、中国の4カ国に設置されたスタンプをコンプリートするのがミッションで、世界のエヴァファンを巻き込んだ壮大なイベントだった。

そこで唯一、スタンプをコンプリートしたチームが現れる。エヴァの本場・日本の熱狂的ファンかと思いきや、30歳の韓国人青年2人だった。

韓国におけるエヴァの評価

1995年にテレビ版が放送されてから約25年が過ぎても『新世紀エヴァンゲリオン』は韓国で「日本サブカルの伝説であり神話」「日本アニメのバイブル」と称されている。日本のアニメやサブカルを語るには絶対欠かせない作品という位置づけだ。

韓国でも1996年頃、10~30代を中心に絶大な支持を集めた。『新世紀エヴァンゲリオン』は韓国語吹き替え版ビデオをはじめ、あらゆる形で影響力を広げる。

【関連】韓国で『スラムダンク』は今でも人気で、『キャプテン翼』は拒絶されたワケ

テレビで放送されたのは2004年。同時期に放送された『機動戦士ガンダムSEED』などとともに、韓国における日本アニメ史上初の字幕放送という、記念すべき作品でもある。

(写真=『新世紀エヴァンゲリオン』韓国ポスター)

上記の「スタンプラリー」をコンプリートした2人の青年のように、韓国でも熱狂的なファンが多い『新世紀エヴァンゲリオン』。もちろん作品に対する評価も高い。

作品の魅力としてよく挙がるのは、「人によってあらゆる解釈ができる」ところだ。実際韓国のネットには、エヴァンゲリオンを分析・解釈したさまざまな書き込みが存在する。

トラウマを持つ主人公・碇シンジと自分を重ね合わせたファンが、口を揃えて「自分の話みたいだ」「主人公の碇シンジが私と似ている」というのも、そのまま人気につながった。

韓国でエヴァファンを名乗るのは、一般人だけではない。

2013年、自身のインスタグラムに惣流・アスカ・ラングレーの抱き枕を公開し、「僕の彼女を紹介します」と書き込んだのは、男性グループSuper Juniorのヒチョルだ。

また、「アスカちゃんは僕の嫁」と唱えるラッパーのDefconnは、最近エヴァオタクとしてテレビで大活躍中である。

ちなみに、韓国ではなぜか綾波レイより惣流・アスカ・ラングレーが人気のようだ。

韓国ではアスカが人気!?

前出のDefconnは、「かわいいし、現実にはいない堂々たる態度が理想的」とアスカ愛を熱弁。その勝気な性格が、多くの韓国男性を魅了したのかもしれない。

日本と同じく人気の高いエヴァンゲリオン。きっと韓国ファンも、いつまでもエヴァンゲリオンを愛し続けるに違いない。

(文=サーチコリア編集部)

前へ

1 / 1

次へ

RELATION関連記事

デイリーランキングRANKING

世論調査Public Opinion

注目リサーチFeatured Research