韓国人メジャーリーガーの人気が下降傾向…海外メディアの「好きな選手」投票で得票率1%未満

2022年01月28日 スポーツ
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米メジャーリーグのトロント・ブルージェイズを応援するファンの間で、韓国人投手リュ・ヒョンジンの人気がそれほど高くないことがわかった。

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米スポーツ専門メディア『ジ・アスレチック』は1月26日(日本時間)、ブルージェイズのファンを対象にしたアンケート調査の結果を発表した。

結果を見ると、一般的にブルージェイズのファンは球団が正しい方向に進んでおり、現時点では2021シーズンより2022シーズンに確信を持っていることがわかった。また、現在までのオフシーズンの動きを見ても、大半のファンが「上手くやっている」と評価した。

ただ、韓国の野球ファンにとって少し目に余る部分もあった。それが、「ブルージェイズの選手で一番好きな選手は誰?」という質問の回答結果だ。

1位はウラジミール・ゲレーロ・ジュニアだった。昨季メジャーでは48本塁打で同部門の首位タイに立ち、シルバースラッガーを受賞。ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(27)に阻まれアメリカン・リーグMVPにはなれなかったとはいえ、年間通して圧巻の活躍を見せたゲレーロ・ジュニアがトップに立ったのは当然であり、韓国の野球ファンも理解できるはずだ。

しかし、2021シーズン開幕戦で先発投手を務めたリュ・ヒョンジンは9番目だった。

得票率を見ると、ゲレーロ・ジュニアを選んだファンは全体の61.8%に上り、リュ・ヒョンジンはわずかに0.58%だった。

リュ・ヒョンジンの上に名を連ねたのは、ボー・ビシェット(14.3%)、テオスカー・ヘルナンデス(5.4%)、アレック・マノア(4.9%)、ジョージ・スプリンガー(4.8%)、キャバン・ビジオ(1.7%)、ホセ・べリオス(1.6%)、ジョーダン・ロマノ(1.6%)、ルルデス・グリエル・ジュニア(1.5%)。

リュ・ヒョンジン以下には、ダニー・ジャンセン(0.51%)、アレハンドロ・カーク(0.36%)、サンティアゴ・エスピナル、アダム・シンバー(以上、0.15%)、リース・マグワイア、ネイト・ピアーソン、ケビン・ガウスマン、ランダル・グリチャック、ガブリエル・モレノ(以上、0.07%)が名を連ねた。

リュ・ヒョンジン

リュ・ヒョンジンは、2020年の調査と比較しても人気がさらに低下した。当時はリュ・ヒョンジンがブルージェイズと契約した直後だっただけに、ファンの間で人気を集めるほどの特別な要因がなかった状況だった。それでも、2%の得票率で6番目にランクインしていた。

当時はリュ・ヒョンジンに関する質問が別個にあった。「リュ・ヒョンジンははたして4年間で活躍できるのか」という質問に対しては、90%以上のファンが「少なくとも2年以上は価値がある」と答えた。また、リュ・ヒョンジンとの契約が間違っていると答えたファンは1%にも満たなかった。

もっとも、『ジ・アスレチック』によると、アンケ―調査に応えたブルージェイズのファンは1400人程度だったという。彼らはブルージェイズファンを代表しているわけでもないだけに、今回の結果を気にする必要はない。

例えトロント現地でリュ・ヒョンジンの人気が落ちたとしても、母国・韓国やアメリカのみならず、全世界にリュ・ヒョンジンを応援するファンが多くいるからだ。

(記事提供=OSEN)

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