北京冬季五輪を控える韓国選手団が“巨額”の報奨金に燃えている。
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韓国氷上競技連盟は去る1月26日、「ユン・ホングン会長がメダリストへの気前の良い報奨金の後援を約束した」と発表するともに、金額を明らかにした。
韓国選手団では今回、北京冬季五輪の個人種目でメダルを獲得した選手に対し、金メダル1億ウォン(日本円=約1000万円)、銀メダル5000万ウォン(約500万円)、銅メダル3000万ウォン(約300万円)の報奨金が支給される。
団体戦(ショートトラックリレー、スピードスケート団体パシュート)のメダリストに対しても、メダルの色別に報奨金に差をつけて支給される予定だ。
自国開催だった4年前の平昌大会では、個人種目のメダリストに金メダル5000万ウォン(約500万円)、銀メダル2000万ウォン(約200万円)、銅メダル1000万ウォン(約100万円)が支給された。今回の北京冬季五輪では2倍以上も報奨金の額が引き上げられた形だ。
また、各種目の指導者にもメダル獲得時には報奨金が支給。大会に出場するもメダルを獲得できなかった選手や、サポートスタッフに対しても、所定の激励金を支給する予定だという。
ユン・ホングン会長は、「新型コロナウイルス感染症の拡大で困難な時期、冬季五輪で韓国国民に喜びを届けた氷上競技の代表選手に、感謝を伝える意味で惜しみない支援を行う予定だ」と伝えた。
なお、男子ショートトラック韓国代表はファン・デホン、イ・ジュンソ、パク・ジャンヒョク、クァク・ユンギ、キム・ドンウクの5人。女子代表はチェ・ミンジョン、イ・ユビン、キム・アラン、ソ・フィミン、パク・ジユンの5人で構成されている。
韓国氷上競技連盟に続き、韓国スキー協会も報奨金を約束した。それも金メダル獲得時には3億ウォン(約3000万円)という大規模なものだ。
去る28日、協会は北京冬季五輪でメダルを獲得した際の報奨金として、金メダル3億ウォン、銀メダル2億ウォン(約2000万円)、銅メダル1億ウォン(約1000万円)を策定したことを発表した。
3位以内に入らなかった場合でも、4位には5000万ウォン、5位には3000万ウォン、6位には1000万ウォンの報奨金が支給される。
韓国スキー協会では、2014年にロッテグループが協会会長社となって以降、オリンピックを含む大規模な国際大会ではメダリスト以外にも4~6位入賞者に対し、報奨金を支給している。
今回の北京冬季五輪では、前回の平昌五輪スノーボード銀メダリストのイ・サンホが2大会連続メダル獲得、ひいては金メダル獲得に挑戦する。イ・サンホは平昌五輪で銀メダルの報奨金2億ウォンを受け取った。
ほかでは、京畿道(キョンギド)議政府(ウィジョンブ)市庁に所属するスピードスケート韓国代表選手に対し、メダル獲得時に市から報奨金が支給される予定だ。
議政府市は去る28日、金メダル3000万ウォン、銀メダル2000万ウォン、銅メダル1000万ウォンの最大6000万ウォン(約600万円)を支給することを発表した。
北京冬季五輪に出場する議政府市所属選手では、チャ・ミンギュ、キム・ミンソン、チョン・ジェウォンがいる。
なお、北京冬季五輪は2月2日から競技がスタートし、4日に開会式が実施。大会は19日まで行われる。
(記事提供=OSEN)
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