韓国で活躍する日本出身アイドルたち、その土台を作った先人たちとは?

2022年10月13日 K-POP #アイドル
このエントリーをはてなブックマークに追加

K-POPが世界的に認められている昨今、日本出身メンバーが所属するグループも多い。

【注目】元K-POPアイドルでもあるICONIQが明かした「年収数億円」の現実味

しかし、そんな彼らの活躍は、先人たちが築いてきた土台があってこそのものと言える。

まずNI-KI(ENHYPEN)、YUTA(NCT 127)など、男性K-POPアイドルの先駆者となったのは藤原倫己だ。

彼は大学1年生だった2006年、旅行で韓国を訪れた際にスカウトされ、大学を辞めて渡韓。2年の練習生期間を経て、2008年にボーイズグループ「A'st1」の一員としてデビューした。彼が所属していたDSPメディアは、KARAやSS501も擁した大手事務所だ。

その後、2010年にスターダストプロモーションへの移籍で日本に戻り、現在はラジオパーソナリティーやタレントとして活動している。

彼の決断が無ければ、現在活躍している多くの日本出身K-POPスターは生まれていなかったかもしれない。

ほかにも2012年に韓国でデビューしたアジアグローバルアイドルグループ「CROSS GENE」のメンバー、タクヤの存在も大きい。

TAKUYA

TAKUYAは、2014年からレギュラー出演していた外国人トークバラエティ番組『アブノーマル会談』で流暢な韓国語で日本の文化やニュース、トレンドを紹介するなど、“日本代表”の役割を果たしたことで人気を獲得。

特に印象深いエピソードは、『アブノーマル会談』で自分が思う世界最高の男としてSMAPの木村拓哉を紹介した際、「しかし、韓国のポータルサイトで“タクヤ”と検索すれば、自分がトップに出てくる」と韓国での知名度を自慢したことだ。この発言によって、韓国のリアルタイム検索語ランキングでは“木村拓哉”が上位にランクインするという珍事件が起こった。

またTWICEのミナ、サナ、モモ、LE SSERAFIMのサクラ、カズハといった人気女性アイドルの先人には、S.E.Sのメンバーでデビューしたシューが挙げられる。

前へ

1 / 2

次へ

RELATION関連記事

デイリーランキングRANKING

世論調査Public Opinion

注目リサーチFeatured Research