問題となったのはロッテ製菓が販売している「ペペロ」。商品には『チャング(クレヨンしんちゃんの韓国名)』のシールが付いているハズだった。
ところが11月11日、A氏が『チャング』のシール目当てで購入したところ、梱包された商品はタイアップしているものではなく、当然シールも入っていなかった。
ショックを受けたA氏はロッテ製菓担当者に直接訴え、後日シールを送付してくれるということになった。
ここまではよかったのだが、そのシールを入れた封筒が問題だった。
なんと、シールは韓国の香典袋である「賻儀(プウィ)袋」に入れて送られてきたのだ。
この事態が『聯合ニュース』を通じて全国に報じられると、韓国中から批判の声が殺到。「会社の封筒もあるはずなのに、あえて賻儀袋にした意図は?」「絶対にクレームに腹を立てた仕返し。社員教育をしっかりとしないと」「封筒は故意だな」「クレームを入れたときに相当態度が悪かったのでは?その仕返しかも」といった反応が相次いだ。
この事態に、ロッテ製菓側は「悪意のないミスであり、A氏に謝罪する」ことを明言している。
実際、故意かミスなのかはわからないが、香典袋が送られてきたとすれば気持ちのいいものではない。ロッテ製菓はれっきとした大企業であるだけに、しっかりとした対策を練ってほしいものだ。
(文=サーチコリアニュース編集部)