それは、今年11月4日にグループ脱退、事務所退所を発表したばかりのKing&Prince平野紫耀だ。
というのも、平野がキンプリを脱退した背景には、強い海外志向を持っていたためだと噂されている。ジャニーズ事務所を創業したジャニー喜多川氏はかつて、キンプリメンバーに「海外に行かないとダメだ」と伝えていたという。
平野自身もテレビや雑誌のインタビューで、海外での活動に対する思いを度々語っていたこともあり、ファンの間では脱退発表直後からHYBEに行くのではと囁かれていた。
HYBE JAPANのハン・ヒョンロクCEOも「日本の才能あるアーティストたちを“グローバルアーティスト”へと成長させるためにNAECOを設立した」と平手のNAECO加入発表とともに伝えており、平野が希望する世界を舞台にした活動を展開するには最も適した事務所だと言える。
ただHYBEの本国である韓国は、平野加入の噂をどう思っているのだろうか。
SNSやファンコミュニティなどでは、「K-POP界がどんどんおもしろくなる。このまま平野紫耀は本当にHYBEに行くのでは?」「平野紫耀のHYBE行きに信憑性があるのは、HYBEがこだわるビジュアルの条件に合っているから」「ジャニーズを辞めてHYBEに来るのはとても理想的だと思う」「平手が来るのなら可能性は高いのでは」などの歓迎する声がある一方で、「K-POPの水準に達していないのに、HYBEが迎え入れる理由がない」といった手厳しい意見も見受けられた。
今回の平手に先立ち、HYBE JAPAN初の日本人ボーイズグループ&TEAMがデビューするなど、日本での存在感が日増しに大きくなっているHYBE。このような流れは今後も続くと見られているなか、平野がどのような道を選ぶのか注視したい。
(文=サーチコリアニュース編集部K)