1月8日に始まった松本潤主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』の初回平均世帯視聴率が、関東地区で15.4%、関西地区で16.2%だったことが10日、わかった。
昨年放送された『鎌倉殿の13人』の初回17.3%を下回り、芳しくないスタートとなってしまった『どうする家康』だが、韓国ではどのような反応なのだろうか。
そもそも松本潤が所属する嵐は韓国でも大人気だ。2006年11月には韓国・ソウルで単独コンサート「Arashi First Concert 2006 in Seoul~You Are My ソウル~」が開催され、多くの現地ファンを盛り上げたこともある。
2008年には、松本潤が主演を務めたドラマ『花より男子』が日本のみならず韓国でも大ヒットを記録。翌年に韓国でリメイクされた『花より男子~Boys Over Flowers』は今もなお伝説の恋愛ドラマとして語り継がれるほどの名作だ。
そんな嵐の松本潤が主人公・徳川家康を演じ、天下を取るまでの生涯を描く『どうする家康』。キャストに岡田准一(織田信長役)、有村架純(瀬名・築山殿役)、ムロツヨシ(豊臣秀吉役)が名を連ね、脚本は『コンフィデンスマンJP』シリーズなどで知られる古沢良太氏が担当している。
初回放送後、韓国のネット上では「面白かった!これからが楽しみ」「ガイドブック買っちゃった。家康について勉強します」といった満足感を示す反応や、今後の展開を期待するコメントもあった一方、厳しい声も目立った。
「このキャストはちょっと軽すぎない?」
「なにこれ、学芸会ですか」
「CGに違和感が…乗馬シーンでCGは勘弁してください」
演技力に定評のあるキャストというよりは、話題性や若者に人気のある俳優で固められた布陣に疑問を抱く意見や、CGの多用に違和感を感じるといった指摘が多く挙がったのだ。
初回から批判も多く、これからの展開が不安視されている『どうする家康』。松本潤の大河デビュー作ということもあって今後も日韓両国で注目を集める作品であることには間違いないが、大河史上過去2番目に低い視聴率やCG多用演出への不評など問題は山積み。本当にどうするのだろうか。
(文=サーチコリアニュース編集部A)
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