東徳(トンドク)女子大学が、男女共学への転換に反対して占拠デモを行った学生たちを刑事告訴したなか、警察が学生たちを召喚して調査する予定であることが明らかになった。
ソウル警察庁刑事機動隊は2月21日、共同器物損壊や共同建造物侵入などの容疑で立件された東徳女子大学の学生10数人に対し、2月24日から順次出頭を求めることを明らかにした。
警察関係者は「学校が告訴した学生の一部に対し、出頭を求めた状態だ」と説明している。
先立って、東徳女子大学は2024年11月29日に行われた学生たちのデモの過程で、学校の建物が毀損されたとして、キム・ミョンエ総長名義で総学生会長など19人の学生と、氏名不詳の2人を警察に告訴している。
警察は、このうち10人以上の学生に対してまず出頭を求めた。
また、2024年12月にハシゴを使って無断で学校本館に侵入しようとした容疑を受けている10数人の学生についても捜査を進めている。
一方、東徳女子大学の総学生会非常対策委員会は2月9日に集会を開き、学校側に対し、学生に対する告訴・告発の取り下げを要求した。
さらに2月20日には大学本館前で記者会見を行い、「学校が刑事告訴と懲戒処分という方法で学生たちに報復している。報復的な法的対応を中断せよ」と強く抗議した。
(記事提供=時事ジャーナル)
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