悪口や暴言、セクハラ的発言も…韓国の子供たちに直撃した体罰アンケートの結果は?

2021年10月19日 社会 #アンケート調査
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千葉市は2020年度に全市立学校の児童・生徒に実施したアンケートを実施。「体罰とセクハラ」について尋ねる内容で、市立小中高、特別支援学校計171校の児童・生徒計70599人が対象。回答率は84.77%だった。

体罰に関する質問では、暴言や不適切な指導を受けたと246人が答え、前年比21人増加した結果となった。一方、セクハラに関しては、36人がされたと答えたが、前年度より31人減という結果となった。

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微増していく学校内での体罰問題に、子供を預ける親御さんの心境も複雑だろう。しかし、こうした数字はお隣・韓国と比べたらまだマシだ。

10月10日、全教組慶尚北道支部と非営利民間団体である慶尚北道革新教育研究所」は、7月11日から8月8日まで同地域内の中・高校907ヶ所の学生911人を対象にオンラインアンケート調査の結果を公表した。

アンケート調査の結果を見ると、「教師が手を上げて立たせる」、「座ったり立ち上がったりさせる」など身体的苦痛を与える間接体罰をするという回答比率は19.3%となり、悪口や暴言、セクハラ的発言と行動があるという回答も17.0%だった。 高校生を中心に夜間自律学習、放課後学校、補習を強制的に行うか、誘導する場合も多かった。

回答者の21.0%が「よくある」と、16.4%が「時々ある」と答えた。 ちなみに、髪の長さやパーマ・染色などの頭髪規制があるという回答は18.5%であり、学校でバッグやロッカーの調査、身体や持ち物検査が行われると回答した学生は、全体の11.2%となった。

こうした回答を受けて、韓国ネット民の間では「自分の子供が学校でどんな扱いをされているか不安」、「昔に比べたら大分マシになったと思う。最近は過保護な親が多すぎる」など、様々な意見が飛び出した。

実際、親御さんが学校内での出来事をすべて把握するのは難しい。それだけに、私生活での子供たちへの適切なメンタルケアは必須だ。

文=サーチコリアニュース編集部

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