6月21日、韓国のとあるオンラインコミュニティでは、ピザ業者の店主A氏が「当店のピザに髪の毛が入っていた」という投稿を行った。
投稿によると、A氏はクレームを受けてピザを回収したのだが、注文した人が髪の毛が混入した部分を保管していなかったという。これを受けてA氏は「問題のピザと送られてきた写真が注文されたものとも違った」と訴えた。
この投稿を見た韓国ネット民は、A氏が公開した髪の毛が混入されたピザの写真を基に検証を始めた。
その結果、ピザ全体と髪が付着した部分のピザの種類が異なるという点からわかった。
ほかのネット民は、「別の写真をネットで拾ってきたのでは?」という疑惑を提起。そしてなんと、2019年9月8日にとある個人ブログで公開された写真と一致すると証明したのだ。
この事実にA氏は、「本当に悔しかったが、写真を見つけてくれて感謝している」と伝えていた。
なお、故意に食品に髪の毛などの異物を混入させ、払い戻しを要求することは詐欺罪に該当する可能性がある。
この騒動に、韓国ネット民の間では「名探偵コナンがいる」「どうやって見つけたんだ」「お客さんが信じられなくなったら社会は崩壊する」など、多くのコメントを寄せていた。
こうした悪質なクレームは営業妨害どころではない。お店も厳格な対処ができなければつけ込まれてしまうだけに、食品を取り扱う際は厳重な注意をすべきだろう。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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