匿名性の高いネット上ではリアルよりも本音が出やすく、日常生活では考えられないような暴言が横行している。
それは、お隣・韓国も例外ではない。最近では目も当てれないような行為が発覚し、大問題となっている。
今回問題となったのは、医師や医大生のみが匿名でログインできるオンラインコミュニティ「メディスタッフ」内での書き込みである。
閉鎖的であるためか、一部の利用者たちは患者のことを「犬豚」「犬民」「朝鮮人」などと卑下し、あざ笑っていたことが明らかになったのだ。
その内容としては、「犬豚は毎日、死ぬべきだ」「朝鮮人が救急室に来てもやる気がでない」「死に直面する場面が増えれば、医師への尊敬と感謝は増えるだろう」など、過激すぎる書き込みが見受けられる。
このような実態が明るみになると、保健福祉部・保健医療政策室は直ちに然るべき機関に捜査を依頼。軽い気持ちから出た暴言だったのだろうが、どうやら事態は深刻な方向に進みそうだ。
こうした報道を受け、韓国内では「医療関係者になるにはすごく努力したと思うが、勉強だけできても人間性は最悪だな」「こんな書き込みをする人に医者になる資格はない」「徹底的な情報開示。もしくは、資格の剥奪をして欲しい」など、怒りの声が多くあがった。
最近では、インターネット上でも行き過ぎた誹謗中傷には処罰が下る場合が多い。身元がわからないからと、好き放題していたらいずれ痛い目を見てしまう。そこのアナタも気をつけなければならない。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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