文在寅(ムン・ジェイン)前大統領の夫人、キム・ジョンスク氏の「インド観光疑惑」を提起し、名誉毀損で告訴されていた与党「国民の力」のペ・ヒョンジン議員が不起訴処分となった。
2月12日、法曹界によると、ソウル中央地検・刑事2部(チョ・アラ部長検事)は、キム氏が2024年6月に名誉毀損の疑いでペ議員を告訴した事件を、2月初めに不起訴処分とした。
検察は、ペ議員が関係機関の資料などをもとに公的な人物に関する疑惑を提起したものであり、法的に名誉毀損罪に該当しにくい評価や意見であると判断し、このような決定を下したと説明した。
一方、検察は2月7日、同疑惑に関連し、職権乱用による権利行使妨害や国庫損失などの疑いで告発されていたキム氏を「嫌疑なし」とした。
検察は、キム氏のインド単独訪問が単なる観光目的の出張とは見なせず、文化体育観光部の予備費編成過程においても企画財政部の審査など、すべての手続きが適法に行われたと判断した。
先立って2024年6月、キム氏は2018年11月のインド・タージマハル訪問に関する虚偽の事実を流布し、名誉を毀損したとしてペ議員を告訴していた。
ペ議員は当時、政府代表団の名簿を公開し、ト・ジョンファン前文化体育観光部長官のインド訪問にキム氏が特別随行員として同行し、予算が浪費されたと主張していた。
(記事提供=時事ジャーナル)
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