韓国で大きな問題となっている麻薬犯罪。その温床となっているのがナイトクラブなどの「クラブ麻薬」だ。
韓国警察庁は最近、2024年に検挙した麻薬犯罪者は1万3512人で、前年(1万7817人)に比べ24%減少したが、クラブを含む夜間娯楽施設に対する特別取締りを通じて摘発された麻薬犯罪者は836人で、前年(686人)より大幅に増加したと明らかにした。
これは、クラブなどに関連する麻薬犯罪としては過去最多の検挙数となる。
昨年の大規模取り締まりによる締め付けが強くなると、最近ではクラブ入場前に麻薬を使ってから入場するという手法をとる人まで増えているという。一部では過去最大級の検挙数がさらに増加すると予測する声も多い。
実際、3月26日にはソウルの有名クラブで20~30代の男女5人が麻薬使用の疑いで検挙された。
こうした状況に、韓国ネット民の間では「刑罰が軽いので、若者を中心に誰もが麻薬を摂取する」「常習犯には刑を重くしていくべきだ」「我が国のクラブは麻薬の温床」など、多くの意見が上がった。
韓国では現在、若者を中心に麻薬犯罪が増えている。韓国を訪れる際は、不必要なトラブルを避けるためにも、クラブなどの利用には十分注意したい。
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