韓国で中学生2人が薬物使用の疑いにより逮捕された。
5月12日、ソウル・蘆原(ノウォン)警察署は、中学生2人を麻薬類管理に関する法律違反(向精神薬)容疑で捜査していると明らかにした。2人は4月25日午後9時10分ごろ、ソウル市内のある団地近くの遊び場で大麻を吸引した疑いが持たれている。
当時、「誰かに追われている」「友達がマリファナを吸った」などと叫びながら走り回っていた彼らを、ソウル警察庁の機動巡察隊がその場で取り押さえた。隊員らはその後の捜索で、2人が遺棄したとみられる液状大麻を押収し、事件を蘆原警察署に引き継いだ。
警察は現在、薬物の入手経路など事件の詳しい経緯を調べている。
なお、韓国大検察庁・麻薬組織犯罪部が昨年6月26日に発行した「2023年麻薬類犯罪白書」によると、2023年に検察や警察に摘発された10代の薬物事犯者は1477人で、前年(2022年)の481人と比べて3倍以上に増加している。
(記事提供=時事ジャーナル)
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