看板商品の「容器」を国家登録文化遺産に登録しようと乗り出した韓国ピングレ、持株会社体制に転換へ

2024年11月23日 政治 #時事ジャーナル
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看板商品である「バナナ味牛乳」の“容器”を国家登録文化遺産に登録しようと乗り出したことが話題にもなった韓国の食品飲料企業「ピングレ」が、持株会社体制に転換する。

【画像】ピングレ飲料品の「容器」は“文化遺産”として認められる?

業界では、キム・ホヨン会長の長男であるキム・ドンファン社長への経営権継承が加速する可能性があるとの見方が出ている。

ピングレは11月22日に理事会を開き、2025年5月に持株会社と事業会社に人的分割することを決議したと発表した。

分割後、存続会社であり持株会社となる「ピングレホールディングス(仮称)」は新規事業投資および子会社管理などの投資事業部門に集中し、人的分割で設立される事業会社「ピングレ(仮称)」は分割対象となる事業部門に特化する方針だ。

またピングレは、株主価値を最大化し企業価値を向上させるため、現在保有している自社株100万9440株(10.25%)を別途の理事会決議を通じて、全量消却する計画だ。

ピングレのロゴ
ピングレのロゴ

ピングレの関係者は「部門ごとの事業競争力と成長可能性を最大化し、将来の持続的な成長の基盤を確立する一方で、経営資源を効率的に配分し、市場で適正な企業価値を評価されることで、最終的には企業価値と株主価値を向上させる」と述べた。

(記事提供=時事ジャーナル)

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