サムスン電子のイ・ジェヨン会長がOpenAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)、ソフトバンクグループの孫正義会長と3者会談を行う。
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2月4日、財界によると、イ会長は同日午後、ソウルのサムスン電子瑞草(ソチョ)社屋で孫会長、アルトマンCEOと会い、人工知能(AI)分野での協力について議論する。
この会談はアルトマンCEOの訪韓に合わせて行われ、孫会長はこのために同日午前、金浦国際空港を通じて韓国に入国したと伝えられている。
今回の会談では、「スターゲイト・プロジェクト(Stargate Project)」における協業および投資方針について議論される予定だ。
ソフトバンクグループとOpenAIが共同で進めている「スターゲイト・プロジェクト」は、アメリカに5000億ドル(約729兆ウォン)を投資し、AI企業「スターゲイト」を設立するとともに、次世代AI発展のための物理的および仮想的な基盤インフラの構築を目指す超大型プロジェクトだ。
サムスン電子は、「スターゲイト・プロジェクト」における半導体およびハードウェア分野の鍵を握る企業と評価されている。これは、超大型データセンターの建設に必要な高帯域メモリ(HBM)や企業向けソリッドステートドライブ(eSSD)、AI PC向けメモリであるGDDR7などを生産しているためだ。
なお、孫会長は2022年に英Arm社の売却を検討していた際にも韓国を訪問し、イ会長と会談するなど、これまで親交を維持してきた。
(記事提供=時事ジャーナル)
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