サムスン電子、国内外で計9599件の特許を登録 半期ベースで過去最多…継続的な研究開発(R&D)投資

2025年10月08日 経済
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サムスン電子が今年上半期、国内外で合計9599件の特許を登録し、半期ベースで過去最多記録を更新した。

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10月8日にサムスン電子が公開した半期および事業報告書によると、上半期の特許登録件数は韓国で5005件、アメリカで4594件に達した。

2023年下半期に9233件を記録し初めて9000件を突破して以来、今回はさらに増加した。2024年上半期は8417件、同下半期は8616件と一時的に鈍化したが、再び成長基調に戻った形だ。

サムスン電子の特許増加は、継続的な研究開発(R&D)投資によるものとみられる。今年上半期の研究開発費は18兆ウォン(約1兆9331億円)に達し、半期ベースで過去最高を記録した。

サムスン
(写真=時事ジャーナル)

年間ベースでは、2020年21兆1100億ウォン(約2兆2671億円)、2021年22兆4000億ウォン(約2兆4056億円)、2022年24兆9200億ウォン(約2兆6759億円)、2023年28兆3400億ウォン(約3兆431億円)、そして2024年には35兆ウォン(約3兆7582億円)と、毎年増加傾向が続いている。

今年下半期も同様のペースが維持されれば、年間ベースで過去最高の研究開発費を更新する可能性が高い。

先立って、サムスン電子のイ・ジェヨン会長は、技術中心の経営を繰り返し強調してきた。2022年10月の会長就任を前に「世の中にない技術に投資しなければならない。未来の技術こそが私たちの生存を決める」と述べた。その後も「厳しい状況でも人材と技術への投資は止めてはならない」と強調していた。

一方で、サムスン電子の業績は第2四半期を底に反転する見通しだ。

第2四半期の営業利益は4兆6761億ウォン(約5021億円)で前年の半分程度にとどまったが、証券業界では第3四半期に10兆ウォン(約1兆円)台の回復が期待されている。

金融情報会社・聯合インフォマックスによると、過去1カ月間の証券会社の平均予測値は9兆9900億ウォンを上回っており、LS証券のチャ・ヨンホ研究員は「ファウンドリー事業部の稼働率上昇と一時的な費用減少により赤字が大幅に縮小する」とし、第3四半期の営業利益を10兆5000億ウォンと予測した。

(記事提供=時事ジャーナル)

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