韓国ツアー屈指の人気女子ゴルファーが、初参戦の日本ツアーでも“キューティフル”な魅力を発散している。愛嬌溢れるルックスも相まって、日本メディアからは「イ・ボミ2世」と注目されるパク・ヒョンギョンのことだ。
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今年は5月の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」、9月の「ソニー 日本女子プロゴルフ選手権」に出場。日本でも“キューティフル”な笑顔を振りまいた。
そもそも、パク・ヒョンギョンはアマチュア時代から”エリート街道”を歩んだ選手だ。
韓国男子ツアーで活動した元プロゴルファーの父パク・セスさんの影響で、幼少期の遊び道具はゴルフクラブ。小学2年生から本格的にゴルフを始めると、中学・高校時代の2014~2017年には韓国の国家代表に選ばれ、2016年には日本も畑岡奈紗らを擁して出場したアマチュア世界大会「世界女子アマチュアゴルフチーム選手権」で団体優勝を経験している。
こうしたアマチュアでの活躍を引っ提げ、2018年2月にプロ転向。翌2019年にKLPGA正規ツアー(1部)デビューを果たすと、2020年5月のメジャー大会「第42回KLPGAチャンピオンシップ」でプロ初優勝を飾った。
当時は新型コロナウイルスの流行初期で各国のゴルフ大会が相次いで中止となるなか、韓国がいち早くツアーを再開しただけに、日本でも無料ライブ配信が実施されるなど大きな注目を集めた。そんな大会の王者に輝いただけあって、「韓国の若き新女王」としてパク・ヒョンギョンのニュースを目にしたファンもいることだろう。
同大会をきっかけに、自身の名を一躍ゴルフ界に知らしめたパク・ヒョンギョン。プロ7年目の現在まで韓国ツアー通算7勝(うちメジャー大会2勝)をマークし、昨季はキャリアハイとなる3勝を挙げ、KLPGA史上初となる1シーズン賞金10億ウォン(日本円=約1億395万円)突破も達成した。
韓国ツアーの”顔”となる「KLPGA広報モデル」にも2020年から6年連続で選ばれており、現在の韓国女子ゴルフ界をけん引する一人と言っても過言ではない。
そんなパク・ヒョンギョンは、2020年7月の「ISドンソ釜山オープン」優勝時のインタビューで「海外に進む計画があるとすれば、25歳ぐらいのときにJLPGA(日本女子ツアー)に挑戦してみたい」と語ったことがある。
当時20歳で日本ツアーへの意欲を示した彼女は今年で25歳となるが、まさに5年越しに”有言実行”を果たしたのだ。
今年は”スポット参戦”という形で来日したパク・ヒョンギョンだが、将来的に日本ツアーに本格参戦する日が来れば、今以上に大きな人気と注目を集めることになるはずだ。まずは今大会最終ラウンドでも好プレーを披露し、上位でフィニッシュすることを期待したい。
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