兵役逃れが発覚した韓国スター10人。精神科通院、抜歯、国籍放棄などその手口とは?

2018年07月19日 話題
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その手紙を公表した当時の報道を見ると、「“兵役逃れ詩人”ソン・スンホン」などと書かれており、いかにバッシングが強かったかがわかる。

一時は絶大な人気を誇ったユ・スンジュン

兵役逃れのための方法は多種多様で、MCモンなどは、健康な歯を4本抜いて兵役免除を受けたという容疑で、起訴されている。同容疑の判決は無罪だったが、正当な理由もなく入隊を延期したとして有罪判決を受けた。

「韓国国籍だから兵役義務がある。だったら韓国国籍を破棄すればいい」。そう考えて実践したのは、歌手のユ・スンジュンだ。

当時ユ・スンジュンは、現役兵としての入隊ではなく公益勤務という“優遇”を与えられていた。トップスターに対して兵務庁は、芸能活動をしながらの服務さえ検討していたとの報道もある。

兵役のせいで国外永久追放に

しかしユ・スンジュンは、周囲の配慮を無視して、入隊直前の2002年にアメリカ市民権を取得。韓国国民は、「嘘つき」「裏切り者」と怒りを爆発させた。

基礎軍事訓練時のPSY

結局ユ・スンジュンには、入国禁止措置が下された。最近は中国映画に出演したが、未だに入国禁止は解かれていない。

『江南スタイル』で知られるPSYも、兵役関連で問題を起こした人物だ。2003~2005年まで公益勤務要員(現在の社会服務要員)として服務したが、同時期に100回以上の公演を行い、アルバムも発売していたことが明らかに。

公益勤務とはいえ、服務中に営利活動を行うことは禁止されている。それによってPSYは07年に現役で再入隊している。

その他にも、兵役中に病気治療を理由に休暇をとってそのまま1カ月も行方をくらましたイ・ジェジン、生計維持の困難を理由に兵役免除を受けていたキム・ムヨル、兵役中に風俗店に出入りしていたMighty MouthサンチュとSE7ENなどなど、兵役で名を落としたスターたちは枚挙にいとまがない。

過去に「芸能兵制度」などもあり、そもそも「様々な“優遇”があるのでは」と見られがちなスターたちだけに、彼らが起こす兵役問題にはかなり厳しい目が向けられる。中には同情の余地のあるケースもなくはないが、やはり自業自得と言わざるを得ない。

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