TWICEを筆頭に“多国籍化”が続くK-POPグループ、今や日本出身メンバーが欠かせないワケ

2019年01月29日 K-POP #アイドル
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「中国市場など海外の市場が大きいため、アイドルは海外活動を念頭に置かざるを得ないのですが、韓国人メンバーだけで構成するよりも、外国人メンバーが含まれていた方が現地の反応を獲得しやすい。自国のメンバーがいるとなると、否が応でも関心を持つので、グループ全体に肯定的な影響を与えるのです」

それだけに中国や台湾、最近はタイ出身のメンバーを入れるガールズグループも少なくない。例えば、昨年12月24日に海外ガールズグループ史上初となる京セラドーム公演を成功させたBLACKPINKにも、タイ出身のリサがおり、彼女は「世界で最も美しい顔100人」でもランクインしている。

ただ冒頭で紹介したCherry BulletやIZ*ONEを見ても明らかなように、日本出身メンバーは欠かせない存在だろう。日本市場は「K-POP海外収益の比重で60%以上を占める」(『スポーツワールド』)からだ。

また、とある韓国の投資証券研究員もメディアに「所属歌手の海外活動は普通、韓国国内で発売されたアルバムを土台にしており、追加費用がそれほどかからず収益性が保障される。一般的に日本の活動が増えるとき、所属事務所の価値が急増する」と明かしている。

日本出身メンバーを筆頭に、今後も韓国ガールズグループの多国籍化は続くのだろうか。

1月21日にメンバーが公開され、2月中旬にデビューするという“TWICEの妹分”「ITZY」(イッチ)は多国籍ガールズグループではないようだが、はたして。

(文=慎 武宏)

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