元カレの詐欺加担疑惑で出国禁止、“トラブル役満”アイドルまで…韓国ラブコメがスキャンダルまみれ!

2023年02月15日 韓流 #スキャンダル
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人気俳優ユ・アインの薬物騒動が世間を驚かせているなか、一つの韓国ドラマに注目が集まっている。

【前編】名作韓国ドラマ『成均館スキャンダル』出演者たちの今がヤバすぎる…

作品の名は『トキメキ☆成均館スキャンダル』。ユ・アインも出演していた本作は、今回の薬物問題によって、メインキャスト全員が後に世間を騒がせる作品となってしまったのだ。

ユ・アインの薬物騒動、ソン・ジュンギの“離婚狂騒曲”に続いて、ヒロインを演じた女優のパク・ミニョンは、怪しい人物との交際が報じられたことがある。

昨年9月28日、パク・ミニョンはとある男性との熱愛が報じられた。相手は“隠遁の財力家”と称された資産家のカン・ジョンヒョンという人物。カン氏は、複数のコスダック上場企業の会長の名刺を持ち歩き、韓国の3大コイン取引所として有名なbithumbの事実上の所有者とされた大富豪だ。

しかし、2人はすぐに別れることになる。パク・ミニョンが恋愛よりも女優としてのキャリアを取るとして、熱愛報道からたった一日で破局を発表したのだ。

だが、この出来事は思わぬ方向へと転がっていくことになる。

詐欺で富豪に?

韓国メディア『ディスパッチ』は同年10月、カン氏が不正な方法で富を蓄えてきたという疑惑を提起した。

同メディアによると、カン氏が過去に詐欺に関与し、不正融資に加担して100億ウォン(約10億円)以上を騙し取ったという。そうして2020年には230億ウォン(約23億円)を調達し、瞬く間に上場会社3社の実質的な所有者になったというわけだ。

またパク・ミニョンの実姉が、カン氏が所有しているとされた会社の社外取締役に登記されていたという事実も明らかになった。これによって、パク・ミニョンとカン氏が恋人関係を越えてビジネスパートナーではないかという推測も噴出。一部では家族も関わっているだけに、パク・ミニョンがカン氏関連の問題について自由に発言できないのではという見方もあった。

影響はそれだけにとどまらず、11月にはパク・ミニョンが所属するHOOKエンターテインメントを警察が家宅捜索するという異例の事態まで起こった。その背景には、カン氏も関与しているのではないかとも報じられたことから、パク・ミニョンにも疑いの目が向けられたのだった。

パク・ミニョン

そして今年1月9日には、カン氏が被疑者として検察から取り調べをされていることがわかった。検察は、カン氏が株価操作で資本市場を撹乱し、会社資金を横領した疑いで捜査を続けていたという。

一方のパク・ミニョンは、昨年12月13日に名古屋で行われた授賞式「2022 Asia Artist Awards」に出席した際、受賞の感想として「私にとって、この一年は容易ではなかった。これからはもっと誠実に頑張り、失望させない俳優になりたい。約束を必ず守る。感謝する」と伝えた。

当時、このような場で一年を振り返ることは珍しいとされ、パク・ミニョンにとってはカン氏関連の出来事がよほど堪えたようだとの声もあった。

なお検察は昨日(2月14日)、bithumb(ビッサム)関係会社経営陣の横領容疑による捜査に伴い、パク・ミニョンもbithumbの不当な利益取得過程に関与した疑惑で調査したと発表した。

検察はカン氏がbithumb関係会社の実質的な所有者として、関係会社の株価操作、横領などを通じて不当利益を得る過程で、パク・ミニョンが関与したかどうかを調査しているという。

検察はbithumbの関係会社が発行した転換社債の借名取引に、パク・ミニョンの名前が使われていたという証拠とともに、数億ウォン(数千万円)もの差益が発生した事実を掴んだとのこと。現在、パク・ミニョンは出国禁止となり、今後も追加召喚するか検討されている状況だ。

韓国芸能界トップクラスのお騒がせタレント

そして何よりの極めつけが元東方神起のパク・ユチョンだ。

2004年に東方神起の一員としてデビューし、日韓両国で絶大な人気を獲得したパク・ユチョン。契約問題によって当時所属したSMエンタと揉め、東方神起から脱退すると、ジェジュン、ジュンスの3人でJYJとして活動を開始した。俳優としても活動し、『成均館スキャンダル』などの作品で高評価を得ていた。

しかし、そんなパク・ユチョンに違法薬物の使用疑惑が浮上する。2019年4月10日に行われた緊急記者会見では、麻薬使用疑惑について「僕は決して麻薬をしていない。報道を通じて(元恋人の)ファン・ハナが麻薬捜査で芸能人を名指しし、麻薬を勧めたという話に触れたが、僕だと誤解されることが怖かった」と涙を流して悔しさを吐露し、世間の同情を買った。

続いて「僕は決して麻薬をやっていないので、捜査機関に行って調査を受けることになっても、僕が直接言葉を伝えるべきだと思った」とし、「僕がこの席に出てきた理由は、この件で自分の容疑が証明されることがあれば、芸能界を引退する問題ではなく、自分の人生にかかる問題という切迫した気持ちを抱いたから」などと、自分を取り巻く麻薬使用疑惑についてキッパリと否定していた。

2019年4月26日に逮捕されたパク・ユチョン

しかし世間の風向きは厳しく、4月24日には当時の所属事務所との契約解除を発表。それに伴い、芸能界からの引退も発表した。

その後、4月26日に薬物の使用で逮捕されると、29日に使用を自認。同年7月2日には覚醒剤の使用により麻薬類管理法違反の罪に問われた裁判で、懲役10カ月、保護観察付きの執行猶予2年を言い渡された。

パク・ユチョンの逸脱した行動はそれだけではなかった。女性への性的暴行をはじめ、所属事務所の二重契約問題、風俗店での1億ウォン(約1000万円)もの無銭飲食、賭博など、これまで起こしてきたトラブルは枚挙に暇がない。韓国芸能界でも屈指の問題児だといえよう。

もっとも、パク・ユチョンは引退すると宣言したものの自粛から1年も経たないうちに復帰。しかし薬物騒動などのツケは大きく、昨年末には7年ぶりの主演映画『悪に捧げ』(原題)が急遽、韓国国内での劇場公開が白紙になるなど、満足に活動できているとは言い難い状況だ。

このように、メインキャスト4人が世間を騒がせ、文字通り“スキャンダル”まみれとなってしまった『成均館スキャンダル』。作品のファンのためにも、出演者の皆様にはイメージを壊さないようにしてもらいたいのだが…。

(文=サーチコリアニュース編集部K)

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