W杯首位通過の日本に韓国が“史上最悪の非難”を想起「自尊心を回復した」

2022年12月03日 スポーツ #サッカー
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4年前とは、あの“最悪のプレー”でベスト16進出を果たした2018年ロシアW杯のことだ。

当時、グループステージ最終戦でポーランド相手に1点リードを許した日本は、裏で決勝トーナメント進出を争うセネガルがコロンビアに0-1でリードされているというニュースを知った後、最悪のボール回しを展開した。

1勝1分1敗の勝ち点4、4ゴール4失点で得失点差も並んでいたなか、日本はフェアプレーポイントだけがセネガルを上回っていた。そのため、無駄に無理な試合をしてフェアプレーポイントを削るわけにはいかなかった。

結局、日本は後半終盤から限りなくボールを回し続け、最終的にフェアプレーポイントによって決勝トーナメント進出を果たした。

これには日本国内でも批判が相次いだ。1982年スペインW杯の西ドイツ対オーストリアで同じような状況が起きた「ヒホンの恥」とまでは行かないが、W杯史上最悪のプレーの一つと言えた。

当時、韓国はドイツを破ってW杯を終えた状態だったため、日本でも韓国と比較する見方が多かった。

そして、日本は決勝トーナメント初戦でベルギーと接戦を繰り広げた末、2-3で敗れ大会を終えた。

しかし、その日本が今大会では完全に変わった。

逆転ゴールを決めた田中碧

グループ初戦でドイツ相手に痛快な勝利を収めた日本は、コスタリカにこそ黒星を喫したものの、スペイン戦で熾烈な試合を繰り広げた。先制を許した状態でも諦めずに攻撃を続け、激しい動きでチャンスを狙い、試合を覆して見せた。

4年前、最悪のプレーで自国でも非難を浴びた日本が、カタールW杯では“死の組”と呼ばれたグループEを堂々と首位で通過した。日本が掲げる“ベスト8以上”の目標ももはや夢ではない。

(記事提供=OSEN)

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