韓国最高峰のフィットネス&ボディビル大会『マッスルマニア』。その2018年大会の「ミズ・ビキニ部門」でグランプリに輝いたのは、当時29歳のキム・テリンだった。
大学時代には、韓国の有名コンテストである『ミス・コリア』の地方選抜大会「ミス・蔚山(ウルサン)大会」で2年連続入賞。ただ、ミス蔚山入賞当時はまだ体の線も細く、健康的な体を作ることよりも、ただ単に痩せることを目指していたという。キム・テリンはこう振り返る。
「昔は、痩せていることが美しいと考えていたんです。ミス蔚山に選ばれたときも、細く見せることに集中していたので、今思えば、上半身と下半身のバランスが崩れていましたね」
彼女はもともと下半身の贅肉が落ちにくい体質だったという。そのため、ダイエットに力を入れていた当時は上半身ばかりが痩せていき、下半身のボリュームが悪目立ちしていたのだ。
「その欠点を克服するために運動に力を入れました。上半身はウェイトでボリューム感を増やし、下半身は有酸素運動で脂肪を落としてバランスを整えていったんです」
そうしてバランスの整った肉体を作り上げたキム・テリンは、2017年に出場した『マッスルマニア』でスポーツモデル部門2位に。その後は、韓国国防部の定期刊行物にも指定されているフィットネス専門誌『MAXQ』の表紙モデルを務めるなど、メディアにも数多く取り上げられた。
ただ、キム・テリンはそんな状況に満足しなかった。タイトルを取りたいという一心でハードなトレーニングを1年間こなし、その末にたどり着いたのが前出の『マッスルマニア』のタイトルだったのだ。
「今の自分の体ですか?とっても気にいっていますよ。“私は健康美人だ”と、自信を持って言えます」
決して妥協しないボディメイクによって、韓国最高峰の大会でグランプリに輝いたキム・テリン。現在もきっと、自己研鑽に励んでいるに違いない。
(構成=サーチコリアニュース編集部)
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