元サッカー韓国代表と女優の間に生まれた女子プロゴルファー、ソン・ジアが入団式を行い、プロとしてのキャリアを正式にスタートさせた。
韓国女子プロゴルフ(KLPGA)の正会員資格取得やメインスポンサー契約に続いて入団式も終え、ソン・ジアは選手人生における大きな節目を越えたことになる。
母で女優のパク・ヨンスは最近、自身のSNSに「入団式」という短い言葉とともに、入団式現場の写真を公開した。写真には契約書に署名するソン・ジアの姿が収められており、プロとしての自覚と緊張感が伝わってくる。
ソン・ジアは今年8月にKLPGAツアーの正会員資格を取得した。パク・ヨンスは当時を振り返り、「小学校5、6年生の頃に芸能事務所に通っていたが、ゴルフ選手になりたいと言ってアカデミーに入った中学1年の時期が、つい昨日のことのようだ」と明かしている。さらに、「初めての試合ではほぼ100打を叩いていた子が、6年で正会員になった」と、娘の歩みを静かに振り返った。
11月にはメインスポンサー契約締結も伝えられた。パク・ヨンスは「ついにジアにメインスポンサーができた。もっと一生懸命やる」と綴り、スポンサーのロゴ入りキャップをかぶったソン・ジアの写真を公開。プロの舞台に向けた準備が着実に進んでいることを示した。
ソン・ジアは2007年6月21日生まれの18歳。元サッカー韓国代表DFソン・ジョングクと女優パク・ヨンスの間に生まれた。2013年、6歳のときにバラエティ番組『パパ、どこ?』(原題)に出演し、愛らしい姿で全国的な人気を集めた。
両親は2015年に離婚したが、ソン・ジアは母譲りの美貌と華やかな雰囲気で成長。芸能界からも注目され、一時はK-POPグループTWICEらが所属するJYPエンターテインメントからスカウトを受けたという逸話もある。それでも中学よりゴルフに専念し、前出のKLPGAツアー正会員資格取得で、これからプロゴルファーとしての第一歩を踏み出すことになった。
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