体重141kgの高度肥満、怒りも調節できない25歳女性がたった2週間で7kg痩せた「医師のヒトコト」【韓国】

2026年01月04日 ライフ #時事ジャーナル
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診察室を訪れた25歳の女性は、身長169cm・体重141.4kgで、体格指数(BMI)は49.7kg/平方メートルに達する高度肥満の状態だった。彼女は体重治療とともに、「ときどき腹が立つのを抑えられず怒りの調節ができない」として助けを求めた。

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女性は診察に来る2カ月前まで勤務していたが、感情の起伏が激しくなり休職し、外出もほとんどしていないと説明した。朝食はほぼ毎日抜き、代わりに昼食はプルコギやチゲ類などの韓国料理を1.5人前ほど摂取することが多いという。夕食にはパンやデザート類、甘味飲料を口にしていた。

血液検査では、全身の炎症反応、白血球数、尿酸値がいずれも高値を示した。一方で、総コレステロール、LDL、トリグリセリドなど脂質異常症に関連する指標は正常範囲だった。腹部脂肪の測定では、内臓脂肪が肥満基準の約2.7倍、皮下脂肪は約3.7倍と確認され、皮下脂肪の蓄積がより顕著な女性型肥満のパターンを示していた。

この患者にまず必要だったのは、「パンやデザート類を食事から完全に除くこと」だった。

主食は韓国料理を中心とし、午後2~3時までに2回摂取するよう調整した。また、朝食と昼食の後およそ2時間後に、牛乳と果物で構成した健康的な間食を加えるよう勧めた。

午後2時以前の食事回数と摂取カロリーが全体的に不足していたため、1日の摂取を「主食2回+健康間食2回」の計4回構成とするよう助言した。

最後の食事は午後6~7時までに終え、菓子やパンなどの加工食品は可能な限り完全に避けるよう指導した。

加工食品は、高度肥満の最大の原因である。

加工食品を過食した後に腹部の不快感を頻繁に訴えていたため、肥満治療薬ではなく、まず消化管運動促進薬を処方し、消化にかかる負担を軽減して身体を動かす余力を確保することにした。さらに、1日に1回は必ず外出して軽い活動を行い、自宅でも基本的な筋力トレーニングを始めるよう勧めた。

写真はイメージ
(写真=サーチコリアニュース編集部)

2週間後に再び診察室を訪れた彼女は、体重が7kgも減少していた。筋肉量は1.9kg、体脂肪は3.6kg減り、全身のむくみも目に見えて軽減していた。

一般的に、肥満患者の体重減少目標は1カ月に約2kg、6カ月で体重の10%程度を減らすのが適切とされる。ただ、例え高度肥満患者であっても、2週間で約7kg減少する数値は、近年流行している「ウゴービ」のような薬剤を使用した場合でもまれな変化だ。

この日、女性は明るい表情で診察室に入り、感情状態も以前よりはるかに安定したと語った。彼女が変わった点は、デザートとして食べていた菓子を果物に置き換えたこと、家の外に出て運動を始めたこと、そして午後3時以前に十分な食事を取るよう努めたことだった。

若年層における体重減少は、単に摂取カロリーを減らしたり運動量を増やしたりするだけでは完結しない。消化や代謝の過程に大きな負担をかける加工食品・超加工食品の摂取を減らすことが最優先となる。

消化に要するエネルギーを節約できれば、運動に充てる余力が生まれる。身体的な余裕が確保されることで全体的なコンディションが改善し、感情の起伏も自然と和らぐ傾向がある。

しかし、食生活環境が急激に変化する中で、こうした原則を実践することは次第に難しくなっているのが現実だ。

若年層の場合、精製炭水化物や加工食品の摂取を減らしてエネルギー消耗の負担を下げれば、身体的な余裕が生まれ、体重減少だけでなく感情のコントロールにも役立つ。

精神的健康と身体的健康のために最も基本となるのは、自然食を中心に、決まった時間に食事を取ることだ。少なくとも加工食品や超加工食品については、できる限り避けることが望ましい。

●ソウル大学病院家庭医学科パク・ミンソン教授

(記事提供=時事ジャーナル)

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