また、その中でもランクがある。
最も多いのは10億ウォン以上100億ウォン(約10億円)未満の資産を持つ人で、10人中9人(38万5000人)が該当。続いて、資産が100億ウォン以上300億ウォン(約30億円)未満は7.3%(3万1000人)、300億ウォン以上の資産を持つ人は2%(9000人)という結果となった。
ただ、韓国の富裕層にとっても2022年は厳しい年だったらしく、アンケート回答者のうち、「投資収益を出した」と回答したのはわずか17%ほどにとどまった。一方、「損失を出した」と回答したのは18.8%と、昨年の5.8%よりも増加した。
また、韓国のお金持ちが現在の資産を蓄積するのに最も貢献度が大きい源泉は「事業所得」として現れた。金持ちの48.5%は、勤労所得や事業所得で現在の富を蓄積したとされる。
これには韓国国内でも、「貧乏人はより貧乏に、金持ちはもっと金持ちになる時代」「景気が悪いのに、意外にお金持っている人も多いな」「このまま人口が減り続ければ労働層が減り、奴隷が減ることで金持ちも滅びるだろう」など、さまざまな意見が飛び交っていた。
いろいろと景気の悪い話が続く昨今だが、集まるところには富も集まるようだ。
(文=サーチコリアニュース編集部)