お隣・韓国では物価高に伴い、まともに昼食を食べられないという意味で「ランフレ」という言葉が流行ったことがあった。
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それだけ日常生活に余裕がなくなってきているわけだが、その弊害として詐欺まがいの事件まで起きている。
8月21日、とあるオンラインコミュニティでは自営業者A氏が「合成写真を送って決済キャンセルを要求する顧客がいる」と相談の投稿を行った。
パスタショップを経営するA氏によると、8月18日午後に配達アプリを通じてパスタ3品やピザ2品などの注文を受け取り、午後6時40分ごろに配達を完了した。
しかし同日の深夜、客から「注文した料理にハエがたかっていた」とし、決済キャンセルを要求する連絡が来たという。
これを怪しく感じたA氏は、ひとまず料理を回収して判断することにした。回収した際、料理はハエがたかっていたというピザの一部分のみ残され、ほかはすべて食べ終わっていた。
A氏が実際にハエがいたのか確認すべく、証拠の提出を求めると、客は1枚の写真を送ってきた。ところが、その写真は一目で合成だとわかるものだった。
実際の写真を見たネット民によると、「グーグルで入手したハエの写真を合成し、ぼかし処理を入れている。脚の数、翼、目の形状などすべて同じだ」という。
こうして事実を知ったA氏だが、さらに怒りを煽る事態が起きた。なんと、ハエの写真を合成した客が、配達アプリで「食べてないから味は知らないが、不衛生でオススメできない」とレビューまでしたのだ。
直後、A氏が即座に法的措置を予告すると該当レビューは削除された。それにしても、あからさまな合成写真で無銭飲食を企てるだけではなく、レビューにまで低評価を載せるのはどういう了見なのだろうか。
このニュースを受け、韓国ネット民の間では「国民水準が中国より劣ってきている」「法的に対応されるべき悪質さ」「詐欺に営業妨害。まともじゃない」など、客に対する非難の声が続出していた。
「虫が入っている」といって料理代金を支払わないという手口は昔からよく耳にするが、ここまで堂々とした犯行は珍しい。バレたときのリスクを考えないものなのだろうか…。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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