韓国では昨年末、会社員たちの辛い思い出に関するアンケートが実施された。
12月24日、市民団体119が全国満19歳以上の会社員1000人を対象に「2023年に職場で最も大変だったこと」を調査した結果、回答者の44.7%が「劣悪な労働環境」と答えたことがわかった。
回答者の特徴としては、会社の規模が小さいほど、前述の回答をした人が多かった。
実際、5人未満の事業場で働く会社員は50.3%で、300人以上の会社員は40.8%、中央・地方公共機関会社員は33.8%と、より高い数字となった。
また、全体回答者の22.3%は「職場で最も大変だったこと」として「職場内の嫌がらせと職場内の人間関係問題」を挙げた。
職業別では事務職(24.4%)が相対的に高く、業種別では宿泊・飲食店業(27.3%)、保健社会福祉サービス業(26.1%)、教育サービス業(25.9%)の回答率が相対的に高かった。
この結果に、韓国国内では「職場自体が地獄」「勉強も働きたくもなく、努力を放棄した人間が多い結果」「会社の人間関係が嫌すぎる」「できるなら働きたくない」など、悲哀の声が多く挙がっていた。
働くということは確かに辛いことだ。それだけに、自分のなかで妥協点を見つけていくことは肝要ではないだろうか…。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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