不倫相手の女性を違法撮影した夫と、その写真で不倫相手を脅迫した妻が共に執行猶予付きの懲役刑を言い渡された。
2月4日、法曹界によると、光州(クァンジュ)地方裁判所刑事12部(パク・ジェソン部長判事)は、性暴力犯罪の処罰などに関する特例法違反(カメラ等を利用した撮影)の罪で起訴された52歳の男性A氏に対し、懲役1年、執行猶予2年を言い渡した。
また、裁判部は性暴力処罰法違反(撮影物等を利用した脅迫)の罪で起訴されたA氏の妻、51歳のB氏に対しては、懲役6カ月、執行猶予1年の判決を下した。
A氏は2023年5月、光州のある場所で当時不倫関係にあった女性C氏の身体を違法に撮影した罪に問われた。
妻のB氏は2023年から昨年にかけて、この違法撮影物を利用してC氏に「写真を知人に流出させる」と脅迫した罪に問われた。B氏は夫の携帯電話から問題の写真を発見し、それを再撮影して、不倫関係に抗議する過程で流出をほのめかす脅迫を行ったとされる。
裁判部は「A氏は犯行を否認し、反省の態度も見せておらず、被害者との和解もしていない」と非難した。
一方で、B氏については「被害者との和解は成立していないものの、事実関係は概ね認めており、反省する態度を示している点、自身の夫と被害者が不倫関係にあったことに対する怒りから衝動的に犯行に至ったと見られる点を総合的に考慮し、量刑を決定する」と判示した。
(記事提供=時事ジャーナル)
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