韓国はいまだ北朝鮮と休戦状態であり、両国の間には常に軍事的緊張がある。そのため、国防のために韓国の男性には兵役の義務が課せられている。
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兵役中は社会から切り離され、過酷な訓練を受けるため、入隊逃れをする人も後を絶たない。
しかし、最近では少子化の影響もあり深刻な人材不足に陥っていることで、兵役中の待遇向上や給料面での大幅な改善がなされた。
こうした給料の向上は兵役中の若者たちのモチベーションにも繋がっており、国防広報院が発行する国防日報では、「兵役期間中の目標貯金額」と「貯金後に使いたいこと」に関するアンケートが公表された。
まず「目標貯金額」だが、「1000万~2000万ウォン」と答えた兵士たちが313人(62.5%)で最多となり、「2000万ウォン以上」という回答も14人(2.8%)だった。全体の回答者501人のうち65.3%に該当する327人が「軍服務期間中に1000万ウォン以上の喪失を集めると答えた(1ウォン=0.11円)。
その後には、「500万~1000万ウォン」(82人・16.4%)、「300万~500万ウォン」(53人・10.6%)、「100万~300万ウォン」(31人・6.2%)と続いた。
また、貯めた給料の使い道は「旅行」(164人)が最も多く、「勉学のための資金」(57人)、「ショッピング」(53人)、「独立」(42%)、「家族への贈り物」(37人)と続いた。
この結果には、韓国内でも「立派に国防を果たして得たお金だけに大事に使ってほしいね」「旅行に行くときはしっかりと吟味して欲しい」「若者が海外旅行で見聞を広げるのは悪いことではない」など、多くの意見が上がっている。
およそ2年近くの青春を捧げて貯めるお金だけに、大事に使って欲しいものだ。
(文=サーチコリア編集部)
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