「韓国の大谷翔平」と呼ばれた韓国野球選手4選…“40年前の二刀流”に“捕手兼投手”まで

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最後に紹介したいのが、韓国で「元祖・大谷」の異名を持つキム・ソンハン(64)だ。

というのも、韓国プロ野球発足元年の1982年にヘテ・タイガース(現KIAタイガース)に入団した同氏は、当時選手が15人しか所属していなかったチーム事情もあり、やむを得ず投手と打者を兼業せざるを得なかったのだ。それでも、同年は投手として10勝、打者として13本塁打を記録した。

プロで投手を務めたのは1982~1986年の通算4シーズンだったが、同期間で41試合に登板し、15勝10敗の防御率3.02、69奪三振を記録。打者としては引退する1995年までに4850打数1389安打、打率0.286、207本塁打を記録した。

こうした“二刀流”の活躍から、のちに大谷が韓国でもその名を知られるようになった際、国内で「元祖・大谷」と呼ばれるようになったのだ。

引退後は指導者に転身し、2009年WBCには野球韓国代表のヘッドコーチとして準優勝を経験したキム・ソンハン。ちなみに、大谷については「本当に引退するまで“二刀流”を続けるとなれば、野球の歴史上空前絶後のことになるはずだ」とコメントしている。

キム・ソンハン

(文=サーチコリアニュース編集部H)

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