「なぜ日本のアニメを見るのか」「NO JAPANはもう終わったんじゃないのか」「日本不買運動を強要するな」「NO JAPANも重要だが、SLAM DUNKは好きなのだから仕方ない」
ネット上にはさまざまな意見が飛び交い、それを韓国の各種メディアも取り上げているが、韓国におけるNO JAPANキャンペーンはかなり前の段階で終わっており、有名無実化している。
新型コロナで両国の行き来が難しかったこの3年間、何度か韓国に足を運んだが、コンビニに行けば日本製缶ビールが売られており、日本の外食チェーンは変わらず人気だった。友人や知人から日本の即席ラーメンから薬品、健康食品を頼まれ、大量に買い込んで韓国に行ったことも一度や二度ではない。
それだけにこの炎上騒動は『SLAM DUNK』人気に便乗した話題作りとも言えなくもないが、いずれにしても韓国での『SLAM DUMK』フィーバーはまだまだ続きそうだ。
今月1月26日には高級百貨店『THE HYUNDAI』で期間限定の『SLAM DUNK』ポップアップストアがオープン予定であるし、2月には映画のコンテや制作過程などの裏話が詰まった関連書籍も販売されるという。
それまで観客動員数を伸ばせば200万人突破も確実だろう。引き続き注目していきたい。
文=慎 武宏
*この原稿はヤフーニュース個人に掲載した記事を加筆・修正したものです。
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