NO JAPAN運動も吹き飛ばす『SLAM DUNK』、韓国での人気をリードしているのは誰か

2023年01月11日 話題 #日韓関係 #サブカル
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韓国で『THE FIRST SLAM DUNK』は韓国語字幕によるオリジナル版と韓国人声優たちによる吹き替え版の2種類が公開されているのだが、その2作品を何度も見比べている鑑賞リピーターは多く、3セット(全24巻)合計35万ウォン(約3万5000円)はする「完全版プレミアムセット」を大人買いする“キダルト族”も多いという。

“キダルト族”とは、“kid(子供)”と“adaut(大人)”を組み合わせた造語で、「子供の頃の趣味や好きなものを大人になっても続けており、その趣味に大金を投資・消費することをなんとも思わない大人」を意味している。

言わば趣味のためなら“大人買い”も辞さない者たちを示すのだが、韓国では最近『SLAM DUNK』“キダルト族”たちが急増中。

芸能人にも多く、俳優のソ・ジソク(1981年生まれの41歳)、K-POP人気ボーカルグループだった2AMのチョン・ジヌン(1991年生まれの31歳)なども、SNSなどを通じて “SLAM DUNKマニア”であることを公言している。

「『THE FIRST SLAM DUNK』、学生時代に憧れたロマンだった…」

「『SLAM DUNK』は私の人生最高作品であり、本当に愛しています」

「僕の人生こそ『SLAM DUNK』です」

映画を語るオンラインコミュニティには30~40代とおぼしき男性たちの賛辞であふれているのだが、『SLAM DUNK』人気が思わぬところで炎上した例もある。

「NO JAPANで見るかやめるか迷ったが、とても意味ある漫画なので見ないわけにはいかなかった。みんな、時間があるなら大きな画面と迫力あるサウンドで見るべき」

とあるオンラインコミュニティにアップされたこの一文がさまざまなSNSで共有され、『SLAM DUNK』が2019年頃に韓国で起こった日本製品不買運動「NO JAPAN」キャンペーンと関連づけて語られ、賛否両論が起きたという。

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