『MLB.com』は16日(日本時間)、「エンゼルスが契約延長を結ばない限り、来オフで最も期待されるFA選手はスーパースターの大谷だ。ドジャースが彼を獲得するために待っているという噂が以前から出回っていたが、『USAトゥデイ』のボブ・ナイテンゲール記者によると、パドレスも大谷獲得競争の強力なライバルであり、“オールイン”を計画している」と伝えた。
2021年に満場一致でア・リーグMVPを受賞した大谷は、昨季に打者として157試合で打率0.273、34本塁打、95打点、出塁率0.356、長打率0.519、OPS 0.875、投手として28試合166イニングで15勝9敗、防御率2.33を記録する活躍ぶりでMVP投票2位に上がった。
今季終了後にFA資格を得る大谷は、すでにFA史上最大の注目株として評価されている。
メジャーリーグ最高のスターに成長した大谷は、史上初めて5億ドルを超える契約を結ぶ選手になれるという見通しが出るほど高い関心が集まっている。ドジャース、ヤンキース、メッツなど財政的に安定したチームでなければ、獲得を試みることさえできない可能性が高い。
このような状況でパドレスが大谷獲得競争に参戦すれば、侮れないライバルになりかねない。
選手獲得にお金と有望株を惜しまない姿から“マッドマン”と呼ばれるAJ・プレラーGMは、いつも皆の予想を裏切る動きを見せてきた。今冬もザンダー・ボガーツを11年2億8000万ドルで獲得し、ファンを熱狂させた。
『MLB.com』は「パドレスは2024シーズン終了後にFAになるフアン・ソトを慰留する歴史的な契約延長についてすでに悩んでいるだろう。最近、遊撃手のボガーツを大型長期契約を結び、三塁手のマチャドは2023年終了後にオプトアウトを行使できる。そして、我々はパドレスが大金を使おうとする意志を絶対に疑ってはならないということを知っている」とし、パドレスが大谷獲得を成功させる可能性があると説明した。
仮にパドレスが大谷を獲得し、キム・ハソンがトレードされなければ、来季から韓国の野球ファンはキム・ハソンや大谷、ダルビッシュ有がともにプレーする姿を見ることができるかもしれない。
(記事提供=OSEN)