史上最大級の“食い逃げ”となるかもしれない。
韓国メディア『OSEN』は9月12日、「“史上最大級の食い逃げ”ポグバ、2年間213分出場で薬物陽性…年俸だけで114億ウォン」と題し、ポグバの疑惑に触れた。
イギリスメディア『BBC』は12日(日本時間)、「ユベントスのMFポグバがドーピング陽性反応で出場停止処分を受ける可能性がある」と報じた。
報道によると、先月行われたウディネーゼとのセリエA開幕戦の試合後に実施したドーピング検査で、ポグバは禁止薬物のテストステロンの成分が検出されたという。
『BBC』は「ドーピング疑惑で有罪が認められる場合、ポグバには少なくとも2年、最大4年の出場停止処分が下される可能性がある」と報じた。
ポグバには、結果に対する反論分析をイタリア反ドーピング機構に提出するまでの期間として3日間の猶予が設けられている。
ポグバはマンチェスター・ユナイテッドとの契約を終了し、2022年7月にユベントスと4年契約を結んだ。フランス代表では、2018年ロシアW杯決勝でゴールを決めるなどチームの世界一に貢献したが、2022年カタールW杯は膝の半月板負傷で欠場していた。
以降、手術とリハビリを経て戦線復帰を果たしたが、ドーピング疑惑で最大4年の出場停止処分を受ける危機に置かれた。
ポグバはユベントス加入後の2シーズンで公式戦通算213分しか出場しておらず、通算12試合1ゴールのみにとどまっている。そんな状況でのドーピング疑惑で、文字通り史上最大級の“食い逃げ”の可能性が浮上したわけだ。
負傷の影響でまともにプレーできず、ドーピング検査で陽性反応も出たことで、ポグバは再び長期間の欠場となる可能性が高い。
なお、ポグバがユベントスで受け取る年俸額は推定800万ユーロ(日本円=約12億円)とされている。
(記事提供=OSEN)
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