阪神は12日、本拠地・阪神甲子園球場で行われた読売ジャイアンツ戦で1-0の勝利を収め、9連勝をマークした。先発投手の西勇輝が9回2被安打、2四球、6奪三振の無失点と好投し、シーズン初の完封勝利を達成した。
これで阪神は今月1日の東京ヤクルトスワローズ戦から直近9連勝を飾った。5月20~30日の9連勝、8月3~13日の10連勝に続き今季3度目となる9連勝以上だ。同期間はいずれも先発投手が勝利を収めており、阪神の勢いが伝わってくる。
9連勝をマークした阪神は78勝44敗4分を記録し、2位の広島東洋カープ(68勝58敗4分)とのゲーム差を「12」に広げ、セ・リーグ優勝マジックナンバーを「3」に減らした。早ければ14日の巨人戦にも優勝が確定する状況だ。なお、今季3位以内は確定し、クライマックスシリーズ進出が決まっている。
阪神はこれまでセ・リーグで5度優勝(1962年、1964年、1985年、2003年、2005年)しているが、日本シリーズでは1985年の優勝が唯一だ。
6度目のセ・リーグ優勝を狙う阪神が、38年ぶりに日本シリーズのタイトルも獲得できるのか、ファンの期待が高まっている。
(記事提供=OSEN)