福岡ソフトバンクホークスのベテラン投手・和田毅の“流出騒動”に韓国メディアも反応している。
『OSEN』は去る1月11日、「NPBも“キム・ガンミン事態”再現?158勝42歳ソフトバンクの顔、補償選手として流出危機」と題し、和田の流出騒動に言及した。
日本では11日、埼玉西武ライオンズがソフトバンクへFA移籍した山川穂高の人的補償選手として、左腕のベテラン投手・和田を指名する方針だと報じられた。国内メディアは「もし実現すれば、ソフトバンクの顔の衝撃的な移籍になるだろう」と憂慮を示していた。
ソフトバンクは山川獲得時、保護選手28人を除く選手補償リストを昨年末に渡した。西武は苦心の末、和田を最終候補に絞ったということだ。
和田は現在42歳のベテラン投手だ。早稲田大学出身で、2002年にソフトバンクの指名を受けてプロ入り後、看板投手として活躍した。日本プロ野球では実稼働16シーズンで通算158勝、防御率3.18を記録した。
2015-16シーズンは米メジャーリーグのシカゴ・カブスでプレーしたこともある。2023年シーズンも投球回100回を記録し、8勝6敗の防御率3.24という優秀な成績を挙げた。
40代半ばになる年齢にもかかわらず、優れた制球と変化球の駆使能力を維持している。
2024年シーズンからソフトバンクを率いる小久保祐紀監督も、和田を先発ローテーションに入れると公言しているほどだ。そんな和田を、西武は依然として先発投手として活用できるという点で選んだものと分析される。
結果、西武が人的補償として獲得したのは和田ではなく甲斐野央だったが、球団の顔ともいえる和田の流出騒動は現在もファンの間で物議を醸している。
韓国プロ野球でも、2023年シーズン終了後に“生きる伝説”の移籍が大きな注目を集めた。
SSGランダースが2次ドラフトで、球団一筋の41歳内野手キム・ガンミンを縛らず、ハンファ・イーグルスの指名を受けて移籍したことで、野球界に大きな衝撃をもたらした。
レジェンドの移籍によってファンの激しい非難に直面したSSGは、キム・ソンヨンGMが辞任する事態となっている。
(記事提供=OSEN)
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