日本の元AV女優が韓国の西大門(ソデムン)刑務所を訪れた動画を公開して話題を集めたが、動画を非公開にした。
元AV女優の上原亜衣は最近、自身のYouTubeチャンネル「称えよ上原」(原題は韓国語)にアップした西大門刑務所の動画を下ろした。
西大門刑務所は、1908年に「京城(キョンソン)監獄」という名で建立された韓国初の近代的刑務所として知られる。日本統治時代、独立運動家を投獄していた場所として有名だ。
彼女のYouTubeチャンネルのコミュニティに告知文が掲載され、韓国語で「こんにちは!チャンネル登録者の皆さん!『称えよ上原』チャンネルのアップロード運営を担当しているイPDです。まず、最初の動画として公開された『西大門刑務所訪問』動画は…自主的に非公開といたしました」と伝えられた。
続けてイPDは「その理由について詳しくお話しすることはできませんが、韓国の視聴者の皆さまには広い心でご理解いただければ幸いです」とだけ書いた。
先立って10月18日、上原亜衣は西大門刑務所を訪れた際の動画を自身のYouTubeチャンネルに公開した。
動画で西大門刑務所の見学を終えた上原亜衣は「残酷で胸が痛くて、私が日本人を嫌いになりそう」と述べた。続けて「韓国の人(独立運動家)が守ってくれなかったら、私が韓国に来られてなかったから、私はすごく感謝ですね」と話した。
また、「日本人は残酷だなと思ってしまった。でも今、こうやって韓国に来ることができている。韓国の人たちが国を守ったから、こうやって来られているし、それはすごく感謝だと思う。韓国の人は日本の悪いイメージがまだあるかもしれないけど、今の時代は平和な時代だから、仲良くなれたらいいなと思った」と伝えた。
この動画が公開されると、一部の日本ユーザーから批判の声が上がった。「歴史について知らないくせに」「韓国から帰ってくるな」といったコメントが続いた。
動画を非公開にしたのは、そういった批判の影響と見られる。
なお上原亜衣は、今年8月に韓国YouTubeチャンネル「称えよ上原」を開設し、韓国訪問の動画を公開している。韓国の地下鉄や漢江(ハンガン)の動画をアップしている。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
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